Lテイクアウトオーダー│順番待ちシステム分析結果
順番待ちシステムブランド名
Lテイクアウトオーダー
提供企業
合同会社Oblivion
分析・総合評価
総評
導入の際にスマートフォン以外に必要な機器もなく手軽に導入ができる点やコストが安価な点はメリットであるが、デジタルのみでの発券となりユーザー層は若年層に限られてくるとみられる。幅広い客層をターゲットとした店舗では向かないかもしれない。他社との類似機能を実装しているものの自社での特許保有はなく、保守サポート体制なども公開されていないことから個人店向けがメインとなるか。企業が導入を検討する場合には事前調査と一定の知的財産権領域での侵害リスクを排除していから進める必要がある。
各項目定性コメント
※各6項目毎の評価分析指標(何を以て評価指標としているか)はこちらを参照
実績
会社の設立自体も2019年と比較的新しく、サービス提供年数も浅い。導入施設数は同社ホームページ上では全国各地の飲食店への導入店舗 150 件以上。自治体への導入事例ありとあるものの具体的な事例公開はされておらず定かではない。
信頼性
資本金は30万円と個人事業主に近く社員数も確認できていない。事業ドメインはチャットボットの開発。順番待ちシステムはテイクアウトサービスの延長線上の1オプション機能という位置づけ。他社との類似機能は含まれているものの特許保有は確認できていない。
機能性
LINE株式会社のAPIを活用した合同会社Oblivionが提供するサービスとなり、順番待ち機能もLINE上にデジタル番号札が発券されるシンプルなもののみ。独自の新しい機能はないが、求人募集機能が実装されている。
コスト
月額6,000円のプランでは順番待ち機能は使えない。特に必要な機器はないことから、初期費用は無料で維持費は月額9,800 円のプランから。同プラン内でモバイルオーダー機能、 来店予約機能、順番待ち機能、求人募集機能、LINEPay事前決済機能が使える。
サポート体制
サポート内容や保守は一切公表されていないためSLAと保守サポートコストは事前に確認を要する。