株式会社宣通│順番待ちシステム分析結果

順番待ちシステムブランド名

株式会社宣通

株式会社 宣通

株式会社宣通は、販売促進・PR 戦略の企画・立案・制作と実施エリアマーケティングを中心とした広告会社です。新聞広告・自治体広告・イベント・雑誌広告・テレビCM・ラジ…

提供企業

株式会社宣通

株式会社宣通

分析・総合評価 

総合得点:50/100

6項目*5段階評価:15/30

総評

ビジネスモデルが全く違うことから同じ土俵での比較はできないが小規模な自治体においてはコスト面での優位性は魅力。飲食店には向かない。また導入検討の際には維持費を保守メンテナンスコストまでセットして検討する必要がある。大手機器との一部類似性も確認できることから自治体で取り扱う際には事前に専門家によるセカンドオピニオンや審査は経ておく必要がある。

各項目定性コメント

各6項目毎の評価分析指標(何を以て評価指標としているか)はこちらを参照

実績 

同社として順番待ちシステムだけはなく、その他商材においての自治体への導入実績は一定年数確認できる。飲食業界では導入事例は確認できていないことから市場シェアは限られる。順番待ち機器は主に導入費用の厳しい小規模な自治体が導入を検討する例が見らていれる。一方で機能のアップデートや使い勝手という点では飲食店など幅広い業種業態で利用されている大手機器には及ばず、自治体側のDX推進など来庁者の利便性や使い勝手を重視する傾向にあることからシェアの拡大は見られていない(一部自治体領域の市場勢力図も民間施設に広く普及している機器へのリプレイストレンドに変わりつつある)

信頼性 

資本金は3,000万円、社員は20名弱と中小広告代理店がサービスを提供。自治体向けのサービス提供年数は業界でも長く一定の信頼も得ているものと見られる。一方で順番待ちシステムに関しての特許保有は確認できていないことから特許を既に多く保有する順番待ちシステム大手の提供する機器との類似性が確認できた際には慎重に対処する必要がある。

機能性

整理券の発券に特化しており機能は限定的となる。回転寿司チェーンなどで順番待ちシステムに使い慣れた消費者によっては物足りないかもしれない。

コスト

来庁する市民に向けて広告を流すことで導入費用がかからないというビジネスモデルは斬新であり小規模な自治体にとってはありがたい。一方で昨今広告を見せられることを嫌う消費者も多く、自治体側もDXの動きを見せていることから、単体での広告モデルが今後ビジネスモデルとして成立していくかどうかは懐疑的。

サポート体制

サポート内容や保守は一切公表されていないためSLAと保守サポートコストは事前に確認を要する。

導入事例