SMAQ2 (Lite)│順番待ちシステム分析結果

順番待ちシステムブランド名

SMAQ2 (Lite)

提供企業

テクノベインズ株式会社

分析・総合評価 

総合得点:43/100

6項目*5段階評価:13/30

総評

必要最低限の機能だけであればコストも安く手頃である一方で機能性や保守サポート品質部分は限定的。特許保有も確認できていないことから大手企業や自治体などでの導入検討時には先使用権などを調査してから臨む必要がある。

各項目定性コメント

各6項目毎の評価分析指標(何を以て評価指標としているか)はこちらを参照

実績 

1987年設立POSレジ・パソコンレジ関連製品の輸入・卸・販売を行う企業だが順番待ちシステム「SMAQ2 Lite / SMAQ2 Standard」の提供は歴史は浅い。

信頼性 

資本金は2,100万円、順番待ちシステム関連特許は確認されていない。セキュリティ対策レベルは関連資格・免許等はホームページ上では確認できず。

機能性

番号札の発券、SMSでの呼び出しといったシンプルな標準装備に集約されている。小児科、内科等部門毎の待ちグループ行列管理機能(最大5部門)なども上位プランにはじ実装されているが、それらの追加機能の一部は大手が既に保有する特許技術に類似していることから大手企業での導入時には慎重に調査を進めてから検討に入る必要がある。

コスト

初期費用50,000円、月額3,800円~10,000円(税別)と安価。機能も一部のみに限られており整理券発券だけであれば十分と見られる。月額制以外にも買取モデルもあり。

サポート体制

基本的には電話でのサポートが中心。SMAQ2のコントローラおよび周辺機器は全てセンドバックでの修理で対応。オンサイト保守のご用意はない。周辺機器の保証期間は、販売から1年(SMAQ2コントローラは除く)発券プリンタはメーカーの保証内容に準じる。導入事例で開示のある施設も首都圏周辺地域のみとなり全国規模の広い範囲での保守サポート体制は構築されていないものと見られる。