WaitArea│順番待ちシステム分析結果

順番待ちシステムブランド名

WaitArea

順番待ち・予約受付システム

アニメイベントを中心とした、各種イベントや展覧会・展示会内の物販(ショップ)における、企画・設計、商品仕入から在庫管理、販売業務の管理、さらにはグッズ製作まで…

提供企業

株式会社エスピージャパン

TOP│株式会社エスピージャパン

アニメイベントを中心とした、各種イベントや展覧会・展示会内の物販(ショップ)における、企画・設計、商品仕入から在庫管理、販売業務の管理、さらにはグッズ製作まで…

分析・総合評価 

総合得点:40/100

6項目*5段階評価:12/30

総評

順番待ちシステム市場では最大手のEPARKに次いで評価の高いリクルート「Airウェイト」をカスタマイズし作られた機器となり必要最低限の機能は標準装備されている。短期利用に特化したシステムのため保守サポートもあまり必要とされていないためか修理対応等は考慮されていない。特許保有はないもののリクルート製品が基盤となっていることから同社の特許保有範囲であれば侵害リスクは低いものと考えられる。飲食店や自治体といった長期利用施設には向かないが短期利用のみであれば検討の価値はある。

各項目定性コメント

各6項目毎の評価分析指標(何を以て評価指標としているか)はこちらを参照

実績 

1988年11月設立の企業だが順番待ちシステム「WaitArea」のリリースは2021年と歴史は浅い(整理券発券のみの機器は以前より提供し2021年3月を以て提供終了)。主にアニメやゲーム、キャラクターイベント会場の導入がメインとなり飲食店や自治体といった長期利用ニーズの施設の導入事例はない。

信頼性 

資本金1,400万円。社員も13名と小規模だはやあるがイベントの運営物販やグッズ販売がメイン事業となり順番待ちシステムはコア事業ではない。特許保有も確認できておらず一部大手機器との類似機能については検討時は事前調査が必要と見られる(リクルート社からOEM提供を受けているということから同社が保有する一部特許技術の使用は許可を受けているものと見られるが同社以外の技術部分は調査が必要)。

機能性

整理券の発券、メール呼び出しといった基本機能は基本プランに実装されており、電話呼び出し、SMS呼び出し、オンライン受付・予約機能はオプションとなる。「Wait Area」はリクルート社製の「Airウェイト」「Airリザーブ」をカスタマイズ製造されたものとなりLINE呼び出し利用の際は「Airウェイト」アカウントを友だち追加する必要がある。その他クーポン・割引券の発行や多言語対応も有

コスト

非公開であるが短期利用シーンがメインとなり初期、月額で他社との比較はしづらい

サポート体制

サポート保守体制も非公開。他社製品のカスタマイズ版ではあるが自社でのサポートや保守がどこまで構築できるかがポイントとなる。社員数も10名程となり全国規模でのサポート品質提供は物理的に難しいと見られる。