特定のIPアドレスに広告を表示させない方法とは?
ここでは無駄な広告費を削減する目的でマーケティングコストを最適化する方法を紹介しています。
昨今コロナの影響により、企業に属する社員の在社率、会社電話番号での受電率は大きく下がっていると言われています。そんな中で存在感を増しているのが検索型広告、つまりリスティング広告です。
24時間365日情報を取得する企業側担当者側の調べたい(情報収集したい)タイミングである特定のキーワードをGoogleやYahooといった検索エンジンの検索窓に入れて調べた際にGoogleやYahooの検索結果上位に関連する広告が表示されるという仕組みです。
企業側担当者が会社にいない(リモートワーク)時でも必要な情報を簡便に取得することができ、問い合わせを行う際も企業担当者側の任意のタイミングで行うことができることから担当者にも意図しない受電が発生しないことから、コロナ禍の新しい新規チャネル開拓手法として大きな効果をあげています。
しかし、この広告にもデメリットがあります。
それはクリック課金型の広告であり、それはクリックされすれば誰がクリックしたとしても広告費が発生するという仕組みとなっています。
極論、ターゲット層だけでなく、競合企業が出稿する競合相手を貶める(広告費を無駄に浪費させる)ために競合社の広告をわざとクリックするという悪質な例もあるようです。
また、競合企業だけでなく悪意のある第三者がいわゆるスパム(いたずら)目的の問い合わせを複数回行る迷惑行為も実際にあると言われています。
Google、Yahooも対策に乗り出している
競合相手を貶めるというそのような浅はかな企みに対して広告媒体となるGoogleやYahooも数年前から対策を講じています。
それは特定のIPアドレスから一定時間内に複数回のクリックが発生した場合にはスパムやいたずらである可能性を考慮し、クリックをコストカウントせず、ある特定の条件のもとではシステムにより制限をかけているなど対策をとっているようです。
しかし、それも完全なものではなく、本来は広告を表示させたくない企業や相手には広告表示制限をかけて表示させないなどの対策が必要となります。
GoogleによるIPアドレスによる広告表示制限機能
Yahooではまだ未対応のようですが、Googleでは既にIPアドレスを特定して広告を非表示とするような特別な対策を講じています。
それは事前にGoogle広告管理画面で特定の(広告を表示させたくない企業や個人、地域)のIPアドレスを入力しておくと、それらのIPアドレスには広告を表示させないという仕組みです。
詳しくは以下にかかれています。
手順
- 検索広告 360 リニューアル版にログインします。
- Google 広告アカウントに移動します。
- 左側のページメニューで [設定] をクリックします。
- IP アドレスの除外を行うキャンペーンを選択します。
- [その他の設定] をクリックします。
- [IP アドレスの除外] セクションをクリックして展開します。
- 広告の表示先から除外する IP アドレスを入力します。
- [保存] をクリックします。
企業名からIPアドレスの調べ方
競合企業からIPアドレスを調べることはできるのでしょうか。
厳密には難しいですが、日本国内のIPアドレスを管理する組織の公式HP内に情報を入力することである程度の情報入手は可能となります。
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